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三井住友信託銀行、DDSのSurface向け指紋認証デバイスを採用

 株式会社ディー・ディー・エス(以下、DDS)は26日、三井住友信託銀行株式会社が、Surface向け指紋認証デバイス「UBF-Hello」と認証プラットフォーム「EVE FA」を採用したと発表した。Surface端末のWindowsログオン認証に利用され、約2000台の端末にて、6月より本格的に運用を開始しているという。

 三井住友信託銀行では、モバイル端末として、日本マイクロソフトのタブレット型PCであるSurfaceを導入しているが、今回、モバイル端末の多段階認証の一環としてUBF-HelloとEVE FAを導入した。

 DDSでは、自社の指紋認証製品は認証の際に外部環境の影響を受けにくく認証機器が小型であるため、営業担当者が外出先で利用するのにも適しているとコメント。また、一般的なマニューシャ方式に加え、独自技術である周波数解析方式を併用するハイブリッド指紋認証方式により、高い登録率での利用を可能にしているとする。

 さらに、認証機器がSurfaceに最適な形状であること、サーバーによる集中管理が可能なEVE FAが、端末の共有化を図りつつ認証を強化したいというニーズに対しもっとも合致していることなどから、DDSのソリューションが採用されたとした。