1万人が選ぶPS歴代人気ソフト。好きな作品の1位は『DQV』、リメイクを望む声は『FFVII』が1位

文：キャナ☆メン

　SCEは、マクロミルモニタによる10代～60代の男女1万名を対象としたアンケート調査“プレイステーション歴代人気ソフト”の結果を、PlayStation.comで公開した。

　上記のアンケートでは、プレイステーションプラットフォームの歴代ソフトの中で、“一番好き”、“感動した”、“みんなでやると盛り上がる”、“最新の技術でリメイク・次回作を作ってほしい”というタイトルを調査。“一番好き”なソフトの1位には『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』が輝き、2位に『ファイナルファンタジーVII』、3位に『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』と続いている。一番好きなソフトランキング20位以内に、『ドラゴンクエスト』シリーズ4作品、『ファイナルファンタジー』シリーズ5作品がランクインし、両シリーズの根強い人気をうかがわせる。

　“感動した”ソフトのランキングは、1位が『ファイナルファンタジーX』で、2位に『ファイナルファンタジーVII』がランクイン。3位に『バイオハザード』、4位に『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』と続くが、5位～7位に再び『ファイナルファンタジー』シリーズ作品が並んだ。16位、18位、20位にも『ファイナルファンタジー』シリーズ作品がランクインしているため、PSユーザーは、同シリーズのドラマ性を非常に高く評価している傾向にあるようだ。

　しかし、“盛り上がる”ソフトランキングでは、上記2つのランキングで人気のあった『ファイナルファンタジー』シリーズと『ドラゴンクエスト』シリーズが20位以内から姿を消す。パーティゲームの代名詞『桃太郎電鉄』シリーズが6作品ランクインして、人気の高さをうかがわせた。『みんなのGOLF』が3位、『ぷよぷよ！』が4位と人気を見せ、PSPを牽引した大ヒット作『モンスターハンターポータブル 2nd G』は6位に、『モンスターハンターポータブル 3rd』は9位にランクインした。

　また、興味深い結果として7位に『バイオハザード』がランクインしたことを挙げたい。筆者は、当時、友だち同士で集まって本作をプレイした記憶がある。プレイヤーが扉を開ける時には皆がそれを固唾を呑んで見守り、突然ゾンビに襲われたら皆で「やばい！やばい！」と声を上げたものだ。そういった記憶が、本作を支持した人にはあるのではないだろうか、と憶測してしまう。

　“最新の技術でリメイク・次回作を作ってほしい”ソフトのランキングは、長年にわたってその声を多く耳にする『ファイナルファンタジーVII』が1位だった。2位に『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』、3位に『バイオハザード』がランクインし、他のランキングと合わせて見てみても、『ファイナルファンタジー』シリーズと『ドラゴンクエスト』シリーズ、『バイオハザード』は、PSユーザーから高い支持を受け続けていることをうかがわせる。ちなみに、『バイオハザード』をHDリマスター化した『バイオハザード HDリマスター』は、PS3版が11月27日に発売された。PS4版も2015年初頭に配信開始されるので、『バイオハザード』ファンはチェックしておいてはいかがだろうか。

　なお、PlayStation.comのページでは、より詳しいランキングや世代別、男女別の結果などを見られる。PSユーザーは、ぜひアクセスほしい。

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