【ミニ情報】東証一部ネクシィーズ社長、元愛人への「傷害容疑」で書類送検されていた 民事訴訟では「強姦未遂」の新証言も


■安倍総理の『お友達』がまた粗暴事件
■安倍総理の『お友達』がまた粗暴事案(後列左がネクシィーズ近藤)

■去る2015年12月、『週刊文春』が報じた東証一部ネクシィーズグループ社長・近藤太香巳による、元愛人で連結子会社DiNA創業者のA(記事では仮名:倉本)に対する暴行に関連し、15年8月にAが提出した刑事告訴状を受理した警視庁原宿署が、本年10月中旬に近藤を傷害容疑で書類送検していたことが関係者への取材でわかった。ネクシィーズは暴行について事実無根と主張していたが、警察の調べで一定の事実認定が行われたことになる。
■傷害が行われたのは2011年7月~11月頃で、当時Aは妻子ある近藤と交際しており、いわゆる「愛人」関係にあった。記事などによると、Aは同年7月末の深夜、近藤に左胸を蹴りつけられたことで左第七肋骨を折られるなどの被害に遭った。その後も、頭部を殴打されるなどして医者から『外傷性くも膜下出血の疑い』という診断を受けるなど断続的に暴行を受けていたという。
■事案の発生から告訴の時期までのタイムラグについて、Aは民事訴訟の中で〈私がこれまで近藤からの暴行を我慢してきたのは、何より近藤氏を愛していたからであり、DiNA社の経営を近藤が援助してくれていたからでありました。近藤氏と男女の関係が終わっても、DiNA社は継続していたため、近藤氏に対する遠慮の気持ちもあり、近藤氏に対して過去のことを持ち出すつもりはありませんでした。しかし、前述したように2015年5月に代表取締役を解任され、経営権を剥奪されるという酷い仕打ちに対し、これまで我慢も、ついにその限界に来てしまいました〉(陳述書より)と述べている。
■ネクシィーズの近藤とAの紛争は泥沼の訴訟合戦の様相を呈しており、『週刊文春』を訴えたもの等を含めると東京地裁で合計6件の事件が継続している。大半がネクシィーズ側が提起したものであるが、今年5月にA側が唯一反訴した訴訟は注目だ。男女関係が終わった後の2014年12月に、近藤に「強姦されかけた」と主張しているのである。
■〈平成27年(平成26年と後に訂正)12月12日、反訴被告(近藤)は反訴被告会社の会食を行うこととせしめ、その会食後、下記のとおり、強姦未遂行為を行なった。すなわち、反訴被告は、被告会社の会食に引き続き、被告会社が所有するマンションの一室において、いわゆる二次会が行われることとなった。その二次会の終了後、反訴被告は、社員全員を帰宅させた上で、同所備え付けのベッドの上で、反訴原告(A)をいきなり押し倒し、接吻しようと試み、恐怖を覚えて抵抗することができなくなった反訴原告の胸を揉み、下腹部に手を挿入しようとしたため、反訴原告は、強姦される恐怖を感じ、必死にその場から逃げた〉(準備書面より)
■当サイトは昨日の午前中、ネクシィーズに対し書類送検の事実確認の一点について質問を行い、本日11時を期限としていたが、未だ回答がない。
(文中敬称略)

本年3月28日付レポート:東証一部ネクシィーズへの「公開質問状」

本年3月24日付レポート:東証一部ネクシィーズグループは「関連当事者取引」を適切に開示しろ 過年度の有報、コーポレート・ガバナンス報告書に不備

本年1月27日付レポート:新垣結衣など所属のレプロエンタテインメント、マザーズ上場ブランジスタ「神の手」急騰相場で数十億の株式売却益を実現か

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