ガンホー株が急反発、自己株式の取得を評価

[東京 30日 ロイター] - 午前の東京株式市場で、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>が急反発。28日に発表した自己株式の公開買い付けが評価されている。みずほ証券は28日付リポートで、同社が自社株買いを実施した背景として、市場変更を見越して流動性基準を考慮したことやソフトバンク<9984.T>からの買い付けにより親子上場ではなくなるなどコーポレートガバナンスに配慮したことを挙げ、「素直にポジティブサプライズ」と評価した。
親会社であるソフトバンクは公開買い付けに応募することを決定しており、この結果、ガンホーはソフトバンクの子会社から持ち分法適用会社に変わる。公開買い付けにより、ガンホーは経営の自由度を高めるとともに株主還元を強化。取得した自己株の半数を消却するとしている。

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