ラックランド(9612)の第二四半期決算説明会に行ってきました! | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

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【9612】ラックランド(東証2部) 投資判断 新規Inline

現在値 1,044円/100株 PER26.4 PBR1.86 12月配当優待

食品、飲食業向け主力の店舗企画、設計、施工会社。メンテナンスに強み。
配当は12月末一括の15円のため、配当利回りは1.43%となります。

ラックランドは株主優待制度を導入しておりまして、12月末現在の
単元株以上保有の株主に対して、3,000円分の東北地方特産品を進呈
しておりますので、配当優待利回り4.31%となります。

業績を確認をしていきます。
■2011年12月期 売上高 157億円 経常利益 2.5億円 EPS 24.4円
■2012年12月期 売上高 189億円 経常利益 3.2億円 EPS 28.9円 
■2013年12月期 売上高 211億円 経常利益 5.2億円 EPS 39.4円  
■2014年12月期 売上高 233億円 経常利益 5.4億円 EPS 42.2円 ce
□2014年6月中間 売上高 115億円 経常利益 0.8億円 EPS 5.4円

ここ数年は業容の拡大が継続しており、当社が主力とする小売・外食
業界各社が景気回復を背景に積極的な出店を続けていることから、
当社もその恩恵をフルに受けているような状況となっております。

今2014年12月期および来期については将来の基盤作りのための投資の
一年という位置付けとなっているため、前期の様な業績の伸びはなく
売上高こそ更新するものの、利益は横ばい予想をしております。

中間時点での低い利益進捗が目立ちますが、これは人材の先行投資と
工賃が低い時期の不採算受注によることが主要因とのことです。
会社側の説明では今後はこうした案件が減っていくので原価率が改善
される見込みであること、ならびに売上高のカサの増大によりカバー
出来ると思われることにより、達成へ一定の意欲を示していました。
まぁ利益は不透明としても、今期の売上は250億までは伸びそうです。

中長期的な取り組みとしては、現在カンボジアやシンガポールで先行
して取り組んでいる海外事業を伸ばしていくとのことで、日系のSC
やモール、ディベロッパー等からも声が掛かる様になったそうです。
また、副セグメントである工場物流分野の伸びが著しく、建築分野も
含めてどんどん川上に上って業容を拡大していく戦略とのことです。
(※定量目標値 2025年/売上高350億 → 2035年/売上高500億)

以上、投資判断はInlineとしてカバーを開始します。

当社はかねてより東証一部への鞍替え観測があり、今回投資家からの
質問もありましたが、既に形式要件は満たしているとの回答でした。
ただ当社の場合もアサンテ程ではないにせよ、ある程度一部昇格を前提
とした株価推移をしている部分があるため、中立判断としております。

ちなみに決算説明会のお土産はLUSHのみつばちマーチでした。
社長がプレゼンの最後で優待複数回化を匂わせる発言をしてましたので
それがちょっと気になっています。

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