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トップメッセージ

  • 事業ポートフォリオを再構築し、
    持続可能なサーキュラーエコノミーの実現に貢献します。

    1969年の創業以来、当社はリサイクルが社会にまだ浸透していない時代から、環境保全や資源の有効活用を目指した事業を続けてきました。そうした活動の原動力は、社是として掲げる「豊かな創造性を発揮し、社会貢献を果たす」にあります。半世紀にわたり成長を続けてきた現在、当社は以下の3つの事業を中心に展開しています。

    • 独自の回収・再生技術で都市鉱山から有価金属を回収する「貴金属事業」

    • 使用済み薬液を新液へと再生し、その過程で銅を回収する「環境事業」

    • 上記2つの事業から生まれた、品質管理ソフトの開発を主とする「システム事業」

    当社を牽引する3本柱を中心に、2008年にジャスダック証券取引所(2022年4月よりスタンダード市場)に上場を果たしました。一方、今後の継続的な成長を確実にするには、新たな事業の柱の確立、および、事業ポートフォリオの再構築が課題であると考えています。そこで、現在注力しているのが、使用済みリチウムイオン電池(LiB)からレアメタルを再生する「LiB再生事業」です。
    レアメタルとは、地球上の埋蔵量が稀であるか、もしくは、技術的・経済的理由で抽出が困難な非鉄金属の総称であり、LiBは、電気自動車をはじめとした次世代車やIT製品など、高機能・高付加価値製品の動力源として使用されています。当社は、そのレアメタルの回収・再生に挑戦しており、その有限な資源のクローズドループを実現させることは、社会的にも意義があると考えています。

    4本目の柱となるLiB再生事業を含め、当社の事業は、SDGsの1つの目標である「つくる責任・つかう責任」の考えに即したものです。これまで培ってきた独自の技術力と機動力を武器に、LiBにおけるサーキュラーエコノミーの実現に貢献します。そして、社会的・経済的な価値を創出できる事業ポートフォリオの再構築に邁進してまいります。

  • 代表取締役社長 山田浩太
    代表取締役社長 山田 浩太