フリージア会長、ソレキアTOBで32.9%分取得へ 筆頭株主に
フリージア・マクロスの佐々木ベジ会長は24日、企業向けパソコンなどの情報機器を販売するソレキアに対して実施していたTOB(株式公開買い付け)で、28万5499株の応募があったと発表した。自己株式を除く発行済み株式の32.9%に当たり、買い付け後は筆頭株主となる。買い付け期間は23日までとなっていた。30日以降、買い付けの決済をする。
ソレキアを巡っては、佐々木会長が2月に1株2800円でのTOBを発表。その後、反対意思を表明しているソレキアの意向を受けた富士通がTOBを発表して以降、双方の価格引き上げ競争となり、最終的な買い付け価格は佐々木氏が5450円、富士通が5000円となっていた。富士通は23日、22日まで続けていたソレキア株へのTOBが不成立になったと発表していた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕