グアム観光局長「警戒レベル変わらず安全」
北朝鮮が近海への弾道ミサイル発射を予告している米領グアムのジョン・ネイサン・デナイト観光局長は21日、都内で記者会見し「グアムの警戒レベルは平常から上がっておらず、安全だ」と訴えた。
グアムには日本人観光客が年間で約70万人訪問する。デナイト氏は「訪れた観光客らは普段通りの観光を楽しんでいる」と強調。8月の全訪問者数は15日時点で前年同期比3%増えているといい「今後も負の影響は見込んでいない」と述べた。
北朝鮮は15日に「米側の動向をもう少し見守る」とする金正恩(キム・ジョンウン)委員長の発言を公開したが、21日からの米韓軍事演習で緊張が再び高まる可能性もある。