スカイディスク、建機稼働管理システム 安川情報と開発
あらゆるものがネットにつながるIoT関連サービスを開発するスカイディスク(福岡市、橋本司社長)は安川情報システムと連携し、IoT技術を使った建設機械の稼働管理システムを開発した。人工知能(AI)による建機の稼働管理システムは業界初という。
コンクリートなどを破壊する際にショベルカーの先端につける「油圧ブレーカ」にセンサー・通信機器を装着。リアルタイムで稼働状態を可視化するとともに、稼働時間やメンテナンス履歴などを記録、送信する。AI技術で分析し、故障の予知などを行う。
蓄積した情報や分析結果については、建機の管理者やメンテナンス担当者などがウェブで閲覧できる。各地で稼働する多数の油圧ブレーカを一元管理し、保守の効率化や油圧ブレーカの稼働率向上といった効果が期待できる。
スカイディスクは新システムでノウハウを蓄積し、衝撃や温度変化への耐久性が高いセンサー機器の量産を目指す。