東芝インフラシステムズ、EV向け次世代電池向け材料で双日などと提携

 東芝インフラシステムズは19日、電気自動車向けの次世代リチウムイオン電池の開発で双日などと提携すると発表した。電池の負極材に使うレアメタル「ニオブ」を、世界シェア約8割を握るブラジルの鉱山会社から双日を通じ調達する。

 東芝は昨年、ニオブを用いて電池の容量や急速充電性能を高める独自技術を開発した。2年後の量産化へ向け、同じ大きさの電池で走行距離を従来比3倍に伸ばすのが目標。双日側からニオブの安定供給を受け、開発を加速させる。

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