より個性的に 新型「ミツオカ・ヒミコ」がデビュー

2018.02.22 自動車ニュース webCG 編集部
新型「ミツオカ・ヒミコ」
新型「ミツオカ・ヒミコ」拡大

光岡自動車は2018年2月22日、2シーターオープン「Himiko(ヒミコ)」をフルモデルチェンジし、同年2月23日に発売すると発表した。

 
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発表会であいさつに立った光岡自動車の光岡章夫代表取締役社長。2018年が光岡の50周年に当たることに触れ、「100周年のときには、私は117歳となりますが……」と語り、会場の笑いを誘っていた。
発表会であいさつに立った光岡自動車の光岡章夫代表取締役社長。2018年が光岡の50周年に当たることに触れ、「100周年のときには、私は117歳となりますが……」と語り、会場の笑いを誘っていた。拡大

ロングノーズを強調したデザインに

「ミツオカ・ヒミコ」は、「マツダ・ロードスター」をベースに、ミツオカが独自のカスタマイズを施して販売するモデルである。今回、ベース車両を先代のNC型から、現行のND型へとアップデートした。全車で131psと150Nmを発生する1.5リッター直4エンジンを搭載。トランスミッションは6段MTと6段ATが用意される。

新型ヒミコのボディーサイズは全長×全幅×全高=4580mm×1740mm×1235mmで、先代モデルと比べて5mm短く、15mm幅広く、20mm低くした。さらに、ホイールベースは先代よりも120mm短い2910mmとしたほか、フロントオーバーハングを140mm延長して、リアオーバーハングを15mm短縮。よりロングノーズを強調したスタイルに加えて、48:52という前後重量配分を実現した。また、フロントアンダーカバーとフェンダーサイドパネル内部を翼断面形状としたことで、高速走行時に得られるダウンフォースを増加させた。操縦安定性も向上している。

フロントデザインでは、灯火類やグリルといったヒミコのアイコン的なパーツについては、基本的に先代を踏襲。その一方で、フロントのフェンダーラインの抑揚を激しくしたり、フロントフードを高くしたりと、より個性的なデザインとしている。

そのフロントフェンダーには、ラインに沿ってLEDイルミネーションランプが備わるほか、1930年代のビンテージカーのアーキテクチャーを現代流に解釈したという、ブラックで塗り分けたキャラクターラインも設けられる。

低く絞り込まれたリアスタイルも先代譲りのものだが、ビンテージカーの外付けトランクをイメージしたトランクボックスが新しい。ルーフは手動開閉式のソフトトップを採用する。

インテリアでは、ステアリングホイールにエンブレムが、サイドシルに「MITSUOKA」ロゴが備わる。アルカンターラ製のシートやドアトリムなどがオプション設定されている。

ラインナップと価格は以下の通り。

  • S:497万8800円(6段MTのみ)
  • Sスペシャルパッケージ:528万1200円(6段MT)/544万3200円(6段AT)
  • Sレザーパッケージ:585万3600円(6段MT)/598万3200円(6段AT)

なお、マツダ・ロードスターにも設定されている、赤いほろなどを特徴とする特別仕様車「RED TOP」も同時に発売された。2018年3月31日までの期間限定販売で、価格は6段MT車が585万3600円、6段AT車が598万3200円。

(webCG)

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