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そんなニュースの内容をしっかり確認もしないで
飛びついて買うと、あとでいろいろな問題が出てきて、
結局、それほど価値のある話ではなく、
株価は一転劇下げ!
そして財産を失ってしまった。
ということも、これまたよくある話です。
世界一やさしい株の本(中経出版)P99 奥山月仁著
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ポケモンGO人気で、大上昇していた任天堂ですが、
昨日は一転ストップ安まで売られましたね・・・。
まぁ、長年株をやっている人にとっては、
全くもって、見慣れた光景ですが、
とにかく、歴史は繰り返します。
さて、この任天堂、「あれよあれよ」と2倍高を演じましたが、
この「×2」というのは、個別株投資における、一つの尺です。
ずいぶん前に記事にしましたので、
読んでいない方も多いでしょうから、念のため、古い記事を二つほど貼り付けます。
旧)エナフンさんの梨の木「懐疑の中で再成長」2010.3.22
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-508.html
旧)エナフンさんの梨の木「2倍高といっても」2010.3.27
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-511.html
ある特定の理由で、
個別株が急上昇するような場合の一つの目安が「×2」なのです。
うそだと思ったら、ご自身の保有している株で過去よく騰がった奴の
長期チャートをご覧ください。
数か月~2年以内程度の単位で「×2」を演じては一休み。
そして、また「×2」を演じる。を繰り返していることでしょう。
(もちろん、勢い余って「×3」や、
イマイチパッとしない奴は、「×1.5」なケースもある。)
一度、長期上昇の波がおこると、
10%とか20%ではなく、「×2」とか「×3」のレベルで
株というのは騰がるモノなのだ。
と頭の隅に置いておくとよいでしょう。
逆に言うと、10%とか20%程度の上昇というのは、
腰の据わった長期投資家の買いがほとんど入っていない、
短期トレーダーだけで作っている、
小さな相場のリズムと言えるのかも知れません。
本日も、参考になりましたら、
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