Tyffonは10月20日、東京・お台場にあるダイバーシティ東京プラザにおいて、AR技術とVR技術の融合によるMR(複合現実)技術を活用した、MRシアター「TYFFONIUM」(ティフォニウム)を、10月28日からオープンすると発表した。コンテンツは、お化け屋敷をモチーフとした「Magic-Reality: Corridor」(マジックリアリティ・コリドール)を設置する。
MRは、CGで作られた人工的な仮想世界に現実世界の情報を取り込み、現実世界と仮想世界を融合させた世界をつくる技術。独自技術と工夫により仮想空間内に自分と同伴者の実際の姿が見えるという新しい感覚と、クオリティにこだわったCG制作による没入感を特徴とうたっている。
マジックリアリティ・コリドールは、すでに廃墟になった洋館を舞台に、地獄へと続く回廊を手に持ったランタンの灯を頼りに2人1組で巡るホラーアトラクション。体験者は、MR用のヘッドマウントディスプレイを装着し、8.5m×4.5mの空間を最大2名で歩く。さまざまなモンスター・トリック・シーンに遭遇するという。
発表にあわせて公式サイトを公開。事前予約を受け付けている。体験時間は10分で、料金は2000円。体験時間が5分のショートバージョンも用意されており、料金は1300円となっている。また対象年齢は13歳以上としている。
Tyffonは、2014年に米国ウォルト・ディズニーのインキュベーションプログラムである「ディズニーアクセレーター」の第1回プログラムに選出され、シード投資を受けている企業。今後はコリドール自体のバージョンアップに加え、4Dの要素を取り入れることも検討しており、年内には、ファンタジーの海をテーマにしたMRアトラクションを同スペースにオープンする予定としている。
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