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【材料】オンコリスバイオが続伸、京都府立医大と「OBP-801」に関し共同研究へ

 オンコリスバイオファーマ<4588>が続伸。18日の取引終了後、京都府立医科大学特任講座感覚器未来医療学の木下茂教授の研究グループと、「OBP-801」の緑内障手術への応用を検討する共同研究契約を締結すると発表しており、新用途開発への期待が高まっているようだ。

 「OBP-801」は現在、各種固形がん患者を対象とした第1相臨床試験を米国で行っているが、今回、新たな適応症の可能性を探索する目的で、京都府立医科大学と眼科領域の適応に関する共同研究を実施することになったという。同研究では、「OBP-801」の緑内障手術後の瘢痕(はんこん=外傷が治癒したあと皮膚に残る変性部分)形成に対する抑制効果について検討することを目的としている。なお、同件による16年12月期業績への影響はないとしている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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