ファミマ、フィットネス参入を発表 18年2月から
ファミリーマートは30日、フィットネス事業に参入すると発表した。2018年2月中旬に東京・大田に1階がコンビニエンスストア、2階がスポーツジムの一体型店舗を出す。今後5年をめどに併設店を300店に拡大する計画で、店舗の集客力を高める。
フィットネス事業は「Fit&Go(フィット・アンド・ゴー)」の名称で展開する。12月上旬にも会員募集を始める。月額の利用料金は税別7900円で、20~40代の男女をメインの利用者層に想定する。ジムの利用者の来店を見込み、コンビニでは低糖質をうたう食品やサプリメント、シャンプーなどの日用品の品ぞろえを充実する。
郊外など敷地の広い店舗ではジム専用の別の建屋を設けることも検討する。ファミマは19年度末までに500店にコインランドリーを併設する計画も掲げる。異業種のサービスと組み合わせ、伸び悩む客数を底上げする考えだ。