大型株分析

2018.05.09 企業分析 トヨタ自動車(7203)の来期見通しで気になること。

トヨタ自動車の決算です。

Number 001 2018.05.09 決算発表

前期は台数横ばいですが、利益をしっかり伸ばしています。

内訳は

■為替

■原価改善努力

が主な原因になっています。

冷静に考えたら原価改善の努力で1650億円改善って凄まじい規模の改善ですね。

さて、来期見通しですが2つ気になることがありまして

見通しが

1ドル105円
1ユーロ130円 で計算されています。

ユーロは現状と同じくらいですが、ドルは少し保守的予想に感じます。そうなると上ぶれがあるのかもしれません。

ただ、ネガティブな面で疑問もありまして

今期の販売台数は

アジアの大幅増でトントンくらいにもっていこうという計算をしているのですが


アジアは前期一番販売台数を減らした地域です。

ということは
不振が反転して好調にならないとこの数字は達成しません。
それってほかの地域がプラスなる以上に難しいことなのではないか。とも感じます。

トヨタ自動車の業績は言うまでもなくほかの企業にも影響を及ぼしますのでなんとか良い数字でてほしいですね!

   

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