三菱重の前期、純利益41%増の900億円の見通し 2月時点から下方修正
三菱重工業は26日、2017年3月期の連結純利益が前の期に比べ41%増の900億円になったようだと発表した。2月時点の前回予想(前の期比57%増の1000億円)から引き下げた。火力事業の売り上げ減や商船のコスト悪化、開発中の国産ジェット旅客機「MRJ」の開発費の増加が響く。
売上高は4%減の3兆9000億円と、前回予想(1%減の4兆円)から下ぶれた。営業利益は1500億円と52%減少したようだ。年間配当予想は据えおき、1株あたり12円とした。同社は17年3月期決算を5月9日に発表する予定だ。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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