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久光製薬(4530) 「サロンパス」を中心に一般用は順調だが、医療用が苦戦

QUICK企業価値研究所アナリスト 真下弘司(2018/04/18)

・薬価引き下げ等から今期は営業減益予想
 企業価値研究所予想の19/2期の連結営業利益は前期比8%減の242億円。消炎鎮痛貼付剤「サロンパス」を中心に一般用医薬品の伸長を見込むが、国内薬価引き下げの影響等による医療用医薬品の落ち込み、販売促進費や広告費の増加もあり営業減益を予想する。
 続く20/2期と21/2期についての連結営業利益は20/2期が同6%増の256億円、21/2期は同2%増の260億円を予想する。引き続き医療用医薬品は苦戦を見込むが、一般用医薬品の伸長等から増益を予想する。

・前期の営業利益は横ばい、純利益は6%減
 18/2期の連結業績は、売上高が前期比1%増の1479億円、営業利益は同横ばいの263億円、17/2期はノーベン社の製造販売承認権譲渡益29億円などを特別利益に計上していた反動で純利益は同6%減の191億円となった。経皮鎮痛消炎剤「モーラステープ」など医療用医薬品は落ち込んだが、消炎鎮痛貼付剤「サロンパス」を中心とする一般用医薬品が補い増収。研究開発費等の増加で営業利益は横ばい。

・リスクファクター ~医療制度改革と主力製品への依存度の高さ

・アナリストの投資判断 ~今期営業減益予想、投資は慎重に
 株価は18年4月9日に上場来高値となる8700円をつけたが、その後調整し足元は8000円前後で推移。「モーラステープ」の回復や「サロンパス」の好調などから内需関連として評価されているようだ。当研究所では今期は営業減益を予想しており慎重な投資スタンスで臨みたい。株価の上昇には次の成長を担う新薬の開発などが必要と考える。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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