ALサービス、すかいらーくを地裁に提訴 からあげ店が酷似と主張
アークランドサービスホールディングス(3085)は15日、すかいらーく(3197)に対し、営業表示差止等請求訴訟を東京地方裁判所に提起したと発表した。アークランドは「かつや」やからあげ専門業態「からやま」などの屋号で首都圏を中心に国内外で展開している。ALサービスによると、すかいらーくが「あきらかに『からやま』を模倣したものと考えられる『からよし』や『から好し』を展開しており誤解を与えかねない」と法的措置を講じる理由を主張している。
近年、店舗が似ているという理由で外食チェーンが訴訟を提起する例は目立っている。看板の外観が似ているなどとして「や台ずし」を展開する居酒屋チェーンのヨシックス(名古屋市)が今年3月、「磯丸すし」を運営するSFPダイニング(東京・世田谷)に対し提起したほか、コメダ(名古屋市)も「珈琲所コメダ珈琲店」に外観などが似ているとして訴訟を提起し和歌山市の喫茶店経営会社と和解が成立している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕