山口大など、下水と海水から水素生産 廉価システムの実用化へ
山口大学や山口県周南市は日本下水道事業団などと都市型水素発生システムの実用化に取り組む。下水と海水の塩分濃度差を使って電気を生み水素生産のエネルギー源とするもので、生産コストや設置面積を太陽光発電などよりも大幅に抑えることができる。2020年の装置完成を目指して今夏にも実験プラントを設け、沿岸部の自治体などに採用を働きかける。
この「下水処理水と海水の塩分濃度差を利用した水素製造システム」は濃度...
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