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みずほフィナンシャルグループ(8411) 最終利益は底堅い推移が続くとみる。今期会社計画はやや高い印象

QUICK企業価値研究所アナリスト 柊宏二(2018/06/08)

・当研究所の19/3期利益予想は会社計画比やや弱め
 18/3期の連結純利益は前期比4%減の5765億円。相対的にやや見劣りしたが、会社計画5500億円を超過した。本業収益が苦戦したが、与信費用や株式損益が計画比大きく改善した。会社の19/3期の連結純利益計画は前期比1%減の5700億円。企業価値研究所は会社計画比やや弱めの利益(連結純利益5500億円)を見込む。会社の業務純益の計画は高い印象。市場部門を中心に下振れリスクがあるとみる。株式損益や与信費用の動向を踏まえると、最終利益は底堅いとみる。

・20/3期は減益、21/3期に緩やかな利益回復を予想
 当研究所は連結純利益を20/3期5300億円、21/3期5500億円と予想。厳しい収益環境の継続を想定。20/3期は次期システム関連償却費の増加等で減益を見込む。高水準の株式売却継続、構造改革の効果等で21/3期に緩やかな利益回復を予想する。当研究所は予想期間中、1株当たり年間7.5円の配当が維持されると予想。競合他社や財務の動向を踏まえると、自己株取得は以前より前向きに検討される素地が整いつつあるとみる。

・リスクファクター ~相場変動、システム移行など

・アナリストの投資判断 ~上値余地はあるとみるが回復は相対的に弱い可能性
 株価は今年1月16日に16年12月以来の高値220.7円まで上昇した後は調整した。株価指標は特にPBRが低めで、割高感は少ないとみる。米国の金利上昇、世界的な金融機関の利ざや改善機運の高まりは、基本的には同社株にもプラス材料。株価には上値を追う余地があるとみる。ただ、相対的な収益面の弱さなどから、株価の回復力も相対的に弱くなる可能性がある。株式の予想配当利回りは高く、総合的にみて訴求力を有する水準と考える。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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