株式会社技研製作所(本社:高知市、代表取締役社長:北村精男)は、「鋼管矢板圧入工法」に対応した無公害型圧入機の新型機として「サイレントパイラー F401-P1200」を開発し、1月より受注を開始しました。
「鋼管矢板圧入工法」は、港湾工事や大深度工事など大きな断面性能が求められる壁体に用いる鋼管矢板を、油圧による静荷重で連続的に地中に圧入する工法です。既設杭の上を自走する圧入機により、高強度のインプラント構造壁を安全・省スペースかつ経済的に構築します。
本工法は、これまで技研製作所のグループ企業である技研施工をはじめ、GTOSS メンバーシップに認定された企業によって施工実績を重ね工法普及を進めてきました。そうした中で、工法の完成度が向上し標準化の段階に入ったとともに、防災・減災需要の高まりによって防潮堤や護岸などの改修・補強工事での採用が広がっている背景から、新型機「サイレントパイラー F401-P1200」を開発、この度、受注を開始することとしました。製品の出荷は7月からを予定しています。