黒鉛電極、国際価格3倍以上に 18年
国内も値上げへ
鉄スクラップを溶かす電気炉に使う黒鉛電極が値上がりしている。電極メーカーと電炉の交渉に基づく2018年の国際価格は、主要な取引が1トン8千~1万2千ドルと17年の3倍以上で決まった。アジアや日本で需要が高まった。電極大手の東海カーボンも14日、国内値上げを発表した。
黒鉛電極は消耗品のため、電炉が定期的に電極メーカーから買う。海外の電炉は1月からの1年契約が主流だ。17年の国際価格は約2500ド...
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