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アステラス製薬(4503) 前提為替レートを見直し予想を修正、来期減益との見方は継続

QUICK企業価値研究所アナリスト 真下弘司(2018/08/09)

・特許満了等の影響で来期は減益予想
 企業価値研究所予想の19/3期の連結営業利益を2700億円→2720億円(前期比28%増)と修正。前提為替レートを円安方向に見直したことを主因に増額。国内薬価引き下げ等のマイナス影響はあるが、前立腺がん治療剤「XTANDI」や過活動膀胱(OAB)治療剤「ミラベグロン」などの伸長や、前期に計上した減損損失等は見込まず3割近い営業増益を予想する。
 続く20/3期と21/3期の連結営業利益予想も19/3期の修正を踏まえて増額したが、OAB治療剤「ベシケア」ほか国内主要製品の特許満了の影響が本格化するため減益を予想する。

・1Qは2%増収、46%営業増益
 19/3期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比2%増の3291億円、営業利益は同46%増の635億円。薬価引き下げの影響はあったが、「XTANDI」や「ミラベグロン」が伸長し増収。研究開発費の減少もあり大幅な営業増益。

・リスクファクター ~医療費抑制や副作用など

・アナリストの投資判断 ~株価上昇には開発の進展等が必要か
 株価は足元1800円前後。アベノミクス相場(12年11月起点)やトランプ相場(16年11月起点)では株式相場全般をアンダーパフォームする状況が続いていたが、18年は株式相場全般が軟調ななか相対的に堅調に推移。しかし、「ベシケア」の特許満了を控え厳しい事業環境が続く。株価の持続的な上昇には次の成長を担うパイプライン(製品開発群)の充実や開発の進展等が必要と考える。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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