住友商など、バングラで発電所・港湾建設を受注 総額5000億円
住友商事(8053)と東芝(6502)、IHI(7013)は23日、バングラデシュで石炭火力発電所と港湾の建設工事を合同で受注したと発表した。総事業費は約5000億円。8月に着工し2024年7月の完成を目指す。事業費は日本勢のインフラ輸出を支援するため国際協力機構(JICA)による円借款で賄われる。
バングラデシュの石炭火力発電公社が発注した。同国南東部のマタバリ島に蒸気を超高温、超高圧化することで発電効率を高めた超々臨界圧石炭火力発電所と、同国初の深海港を建設する。発電所は完成すれば同国での総発電容量の1割を担うことになるという。〔日経QUICKニュース(NQN)〕