地域通貨「さるぼぼコイン」 12月4日の導入が決定
スマホ向けアプリ開発のアイリッジ(3917、マザーズ)と飛騨信用組合(岐阜県高山市)が共同開発した電子地域通貨「さるぼぼコイン」が12月4日に岐阜県高山市の周辺で本格導入されることが決まった。実証実験や金融当局との調整を経てサービスの詳細が固まり、実用化のメドがついた。
さるぼぼコインはスマートフォン上の電子通貨で、利用者は飛騨信組の窓口などで1円を1コインとして交換し、商品購入の際に店頭のQRコードを読み込んで決済する。飛騨・高山地域は人気アニメ映画「君の名は。」のモデルとなり、近年は訪日外国人を中心に観光客が増えている。決済を簡素化する地域通貨の導入で地元経済のさらなる活性化を目指す。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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