アスクル、火災保険金27億円を特別利益で今期に計上
アスクル(2678)は25日、2月に埼玉県の物流倉庫で発生した火災に関連した火災保険金27億円を、今期(2017年5月期)に特別利益として計上すると発表した。今回は建築物や設備の火災保険で、保険会社から1回目の受領となった。損害防止費用などでさらに21億円の保険金も申請しており、未定としている17年5月期通期の連結業績見通しは修正しなかった。会社側は「2回目の保険金の受領の時期はまだ決まっていない。受領次第、特別利益に追加計上する」とコメントしている。
同社は4月5日発表した16年6月~17年2月期の連結決算で火災関連損失101億円を計上し、連結最終損益が29億円の赤字となっていた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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