「AppBank」元役員に1億3600万円賠償命じる 東京地裁、詐欺罪で実刑

 会社から約1億3600万円をだまし取ったとして、スマートフォンのアプリなどを開発するIT関連会社「AppBank」が、詐欺罪で実刑が確定した同社元役員、木村朋弥受刑者(44)に損害賠償を求めた訴訟の判決が17日、東京地裁であった。鈴木雅久裁判官は、請求通り約1億3600万円の支払いを命じた。

 木村受刑者は、スマホのアプリに広告が掲載されるとアプリ開発者に報酬が支払われる仕組みを悪用。平成25年6月〜27年8月、広告掲載があったように装い、同社から計約1億3600万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われ、実刑判決が確定した。

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