【複写機大手】国内販売力に定評。海外販路強化に注力。
リコー(7752)は22日、2012年3月期の単独決算で計1078億円の特別損失を計上していたと発表した。米国の連結子会社「リコープリンティングシステムズアメリカ」とその子会社で事務機器販売を手掛けていた孫会社「リコープロダクションプリントソリューションズ」で貸倒引当金繰入567億円を特別損失として計上したほか、連結子会社の株式評価損511億円を計上していたため。リコーは開示の中で「当時、適時開示を実施していなかったことから本日開示する」と説明している。連結決算上は消去されるとして、連結業績への影響はないという。
また、14年3月に孫会社の債権を放棄したことに伴い14年3月期の個別決算に2億400万円の特別損失を計上していたことも併せて発表した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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