みずほ証券、フランクフルトに新拠点 英EU離脱の影響回避
みずほフィナンシャルグループ(8411)のみずほ証券は24日、ドイツのフランクフルトに証券業務を担う新会社を設けると発表した。英国の欧州連合(EU)離脱に備え、フランクフルトを欧州大陸の中核拠点にする狙いだ。
EUには加盟国で金融業の免許を得れば全域で営業できる「単一パスポート制度」がある。現在は主要拠点を英国に置いているが、EU離脱によって認可が失効する可能性が高いことから新会社を設立することを決めた。
同業では野村ホールディングス(8604)や大和証券グループ本社(8601)などがフランクフルトに新拠点を設けると発表している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕