このページはサンプル表示です
~NEW-ITトランスフォーメーションでビジネスフロントに革新を~
【ポイント】
・注目のロボティクス、AI(人工知能)、IoT、ビッグデータ解析を活用して、顧客の事業現場に革新を起こすビジネスモデルを追求している。アマゾンの音声認識インターフェースAlexa(アレクサ)のアプリ、プラットフォーム作り(Skill)でも課金ビジネスで先行しようと手を打っている。
・チェンジのミッションは、人々(People)を変え、仕事(Business)を変え、日本(Japan)を変えることにおいている。当社の志は、社名「チェンジ」に表現されている。2003年アクセンチュア出身者がコンサルのサポートから創業し、IT教育事業を本格化させた。
・SE(システムエンジニア)の教育だけでは、本当の生産性向上には貢献できないと、自らIT事業に参入し、それをNew-ITトランスフォーメーションと名付け推進している。New-ITトランスフォーメーションは、①ITインフラから、②LOB(企業のビジネスラインのオペレーション)へ、さらには、③経営全体に関わるビジネスモデル(BM)の革新を狙っている。
・4つのサービスラインを持っている。①モバイル&センシングは、モバイルデバイスの活用やセンサーを用いた自動データ収集を行う。②エンタープライズセキュリティ&インフラは、クラウドによるITインフラの刷新やセキュリティの選定を行う。③アナリティックス&IoTは、IoTによるビジネスモデルの再構築や、ビックデータの活用を行う。④ネクストラーニングは、New-IT化の支援と学習プログラムを提供する。
・経営の特長は、①経営スピードの速さ、②フラッグシップモデル戦略、③パートナー戦略、④ユースケース開発力にある。業界のトップクラスに食い込み、大手の SI(システムインテグレーター)と組んで、新しいビジネスを創っていく。そのための独自のライブラリを作り上げ、全社員が共有できるようにしている。ここが競争力の源泉である。
・独自のソリューションを提供し、事業領域は急ピッチで広がっている。ストック型ビジネスが6割を占め、業績の安定度は高い。業績は極めて好調で、大幅なピーク利益更新が続こう。まだ成長ステージの初期段階にあり、売上高40億円、営業利益10億円というのが当面の目標となろう。大いなる成長可能性に注目したい。
目 次
1.特色 New-ITトランスフォーメーションを推進
2.強み 独自のフラッグシップ型価値創造モデル
3.中期経営方針 業務現場LOB(Line of Business)で新IT市場を開拓
4.当面の業績 好調を持続し、ピーク利益の更新続く
5.企業評価 まだ成長前期、これからが本番
企業レーティング | A |
---|---|
株価(17年6月20日) | 6180円 |
時価総額 | 200億円(3.20百万株) |
PBR | 20.7倍 |
ROE | 21.0% |
PER | 98.7倍 |
配当利回り | 0.0% |
総資産 | 1275百万円 |
純資産 | 954百万円 |
自己資本比率 | 74.9% |
BPS | 298.0円 |
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | EPS | 配当 |
---|---|---|---|---|---|---|
2011.3 | 724 | 45 | 45 | 22 | 8.1 | 0 |
2012.3 | 973 | 89 | 87 | 15 | 5.5 | 0 |
2013.3 | 915 | 107 | 103 | -51 | -19.1 | 0 |
2014.3 | 1029 | 120 | 119 | 32 | 12.8 | 0 |
2014.9 | 711 | 74 | 74 | 43 | 16.7 | 0 |
2015.9 | 1400 | 134 | 137 | 82 | 30.9 | 0 |
2016.9 | 1550 | 186 | 175 | 118 | 42.2 | 0 |
2017.9(予) | 2000 | 310 | 300 | 200 | 62.6 | 0 |
2018.9(予) | 2500 | 410 | 410 | 270 | 84.3 | 0 |
(17.3ベース)
(注)ROE、PER、配当利回りは今期予想。2014.9期は決算期変更で6か月ベース。2016年7月末で1:300の株式分割を実施。
企業レーティングの定義:当該企業の、①経営者の経営力、②事業の成長力・持続力、③業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。
レポート全文はこちらから
http://www.belletk.com/Change201706.pdf