【イベントレポート】カリスマブラザーズ・みのが全力プロデュース! ライブイベント「ミノロック2」にYouTuber界の音楽勢が集結

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カリスマブラザーズ・みのプロデュースによる「ミノロック2」が2月3日、白金高輪「SELENE b2」にて開催されました。

MCはカリスマブラザーズ。ミノタウロス、財部亮治、夕闇に誘いし漆黒の天使達、ツリメ(アバンティーズ)がライブを行い、セッションゲストとして、としみつ(東海オンエア)、カワグチジン(へきトラハウス)が参加。YouTuber界の猛者たちが集結する熱い一夜となりました。

オープンを前に、会場へ向かう道中には早くも長蛇の列が。抽選チケットを手に入れられた幸運なファンたちの、ただならぬ熱気が伝わってきます。そして定員ギリギリの会場になんとか足を踏み入れると、幕が上がるとともに大歓声! MCを務めるカリスマブラザーズが登場しました。
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メンバーはいつもの調子で軽快な爆笑トークを披露。会場内での注意事項などが伝えられると、会場からは「はーい!」と元気よく了承の声が。みなさん、マナーがよろしい!

■財部亮治


トップバッター、財部亮治が4人のバンドメンバーとともに登場。爽やかな夏っぽいナンバー「Kokomo」が流れると、会場から手が上がり盛大なコール&レスポンスが行われます。
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その後、披露されたテンポの良いロックナンバーで会場中がジャンプ! クラップ! 新生活に向けた応援ソング「胡蝶蘭」では、盛り上がりながらも歌詞に聴き入り身体を揺らすファンの姿が印象的でした。
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■夕闇に誘いし漆黒の天使達


MCを挟み、転換されたステージを見ると、「理想」「現実」と書かれた看板に赤と青の大きなルーレットが登場!なかなかクセの強い演出とSEとともに、夕闇に誘いし漆黒の天使達が参上!
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のっけから超高速のドラムに乗せてハードコアなナンバーが。激しいヘッドロックとボーカル・小柳の高音ボイスに会場が揺れます。

小柳がコーラスの歌詞が書かれた看板を高々と上げ、一緒に歌うようにと観客を促します。謎の歌詞に戸惑いながらも、会場は徐々に一体に! テンションは右肩上がりの様子です。
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途中のMCでは、小柳が「俺らのこと初めて見た人?」と聞くと、そこそこリアルな数の手が。「じゃあノリがわかんないぜって人も多いと思うから、今度は今女子高生の中で一番聴かれてる曲をやります」と、いきなりランキング発表を始めました。
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しかし、結局披露されたのは、彼らのオリジナルナンバー。……というか、最初にやった曲では!? 結局、彼らの1stシングル「君に届かない声はイタリアにも届かない、故にミラノ風」はこの日、まさかの3回リプレイ。計4曲同じ曲を聴かされた会場は、困惑と爆笑の渦に包まれたのでした。まさに前代未聞!! 会場にいた方々の耳には、しばらくこの曲のサビが延々こだましていたことでしょう。

■ツリメ(アバンティーズ)


続いてアバンティーズのツリメが現れると、「かわい〜!!」と大歓声が。しかし彼のビートボックスが披露されると、みんなどっぷりと聴き入っていました。ライブハウスで耳にするビートは重低音が効いて大迫力!
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途中でゲップが出てしまうというアクシデントもなんのその(笑)。会場からは温かいエールが送られます。
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さらに終盤ではスペシャルゲストも。ステージの前でカメラマンに扮していたDAIZINが突然ステージに! ミノロック2のロゴを作ったデザイナーなんだそうですが、驚きのスキルでビートボックスをかまし、ツリメとのコラボレーションを披露してくれました。多彩ですね〜。
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高速ビートに時折混ざる歌声。一体どうやって音を出しているのか不思議です……。ぶっといビートに乗せて身体を揺らしている観客が多数。まるでクラブにいるかのような雰囲気が味わえました。

■ミノタウロス


最後は真打、カリブラ・みののソロプロジェクト、ミノタウロスの出番! 7人のバンドメンバーを従え、まさしくロックスターの風格です。
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シアトル在住時代に組んでいたバンド「The Contestants」の楽曲をいくつか演奏したんですが、これがもう超本格派のロックサウンド! 彼が本気で音楽に情熱を注いでいることが伝わってくるパフォーマンスでした。ホーンセクションを交えた華やかなステージと、怒涛の早弾きソロで会場を圧倒します。
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■スペシャルゲストが続々ジョイン!


最後には、ミノタウロスをバックバンドにスペシャルゲストが1組ずつ登場。最初はカリブラのジローがギターを持って現れ、JETの代表曲「Are You Gonna Be My Girl」のカバーを披露。早口で歌われる英語のサビが難しい曲ですが、若干噛んでしまいながらも見事に歌いきり、会場も大盛り上がり! 最後にはギターを演奏していたみのからも「最高かよ」という一言が飛び出しました。
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■カワグチジン&へきトラハウス


「俺の酔いが冷めないうちにやろう」と登場のへきトラハウス、カワグチジン。酔ってるんかい!と突っ込みたいところですが、勢いの止まらない全力失踪のライブを見られたという点では、ある意味陶酔できたと言えるのかもしれません。フラワーカンパニーズの名曲「深夜高速」のカバーでは、ジンの魂の叫びが見られました。
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その後、へきトラハウスの他メンバーも参戦! いつも過激な内容の動画を上げている彼らですが、ステージもやっぱり過激そのもの(笑)。後ろで演奏していたみのからも「スゲー」との驚きの声が。流石です(笑)。

■としみつ(東海オンエア)


会場が騒然となった後には、素肌に黒のライダースという、この日もっともロックンローラーらしい衣装で東海オンエアのとしみつが登場! エアギターをかき鳴らしながら、矢沢永吉の「止まらないHa~Ha」を熱唱しました。女性客がほとんどの会場に、男くさ~いロック臭がムンムン! それでも誰も置いてきぼりにならず、大盛り上がりだったことに感動を覚えました。
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■最後はやっぱりあの曲!


自由すぎる壮絶なセッションが終わった後、アンコールでステージに戻ってきたみのの手には、なぜか魚肉ソーセージが……。それらを客席に投げ込んでから披露したアンコール曲は、そうやっぱりあの曲、ミノタウロス「恋のチンチン電車」です!
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古き良き洋楽ロックを思わせる軽快なナンバーに。魚肉ソーセージを振りかざしながら叫ぶ大勢の女性客。あんな光景を見られる場所はここしかありえません!!
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最後には出演者全員が集合!大円団で幕を閉じました。
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■まるでホストクラブ!? 豪華なアフターパーティー


さらに、この日はアフターパーティーも開催。高倍率のアフターパーティー付チケットをゲットした、ラッキーなお客さんだけが参加できる贅沢な時間でした。
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ボックス席にシャンパンが置かれた丸テーブル……まるでホストクラブのようなセットで乾杯!「トークボックス」と呼ばれる箱から紙がランダムに取り出され、出演者に質問やリクエストをしていく、いわゆる「ごきげんよう」スタイルでコーナーは進行。その場で描かれたみのの似顔絵を披露するなんて場面もありました。
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最後には、みんなでフリートーク&みのの弾くギターに合わせたセッションも。それぞれ持ち前のスキルで、フリースタイルの爆笑トークと歌を炸裂させ、拍手をかっさらっていきます。
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やがてフィナーレを迎えると、みんなでカーテンコール! 最後の最後まで笑いと拍手喝采、そして普段味わうことのできない多彩な音楽に包まれた空間でした。
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■番外編:みのに突撃インタビュー!


番外編として、イベント終了直後のみのを突撃! 本日の感想を聞いてみました。
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―今回2回目を迎えた「ミノロック」、いかがでしたか?

すごく手応えを感じました! 1回目より断然グレードアップできたし、さらに多くの方に届けられたのが嬉しかったですね。前回に比べるとかなりイベントらしくなってきたんじゃないでしょうか。

―そもそも「ミノロック」を始めたきっかけは?

YouTuber界隈で音楽主体のイベントってあまりないんですよ。そんな中で、事務所の垣根もなく盛り上げられたらいいなって思って始めたのがこのイベントです。

―出演メンバーはどうやって選んだんですか?

個人的に僕が好きなメンバーの中から、本当に音楽が好きなやつ、ちゃんと音楽と向き合ってるやつを選んで声をかけました。
―ライブに、アフターパーティーにと、盛りだくさんな公演となりしたね。

そうですね。僕、アメリカにいた時はバーで演奏する仕事もやってたので、自分にとっては音楽と乾杯って近しいものに感じるのかもしれませんね。ってことにしていいのかわかんないけど(笑)。アフターパーティーの最後は音楽のセッションで締められたし、良かったんじゃないかなと思います。

―今後「ミノロック3」の予定は?

「ミノロック2」が終わったばかりなので具体的な話は決まっていませんが、またやりたいと思っています。普段、画面越しで見ているファンの方にも、生で音楽に触れて楽しんでもらえる機会を増やしたいっていう願いがあるので。その際は、普段音楽ライブに行かないような方たちにもぜひ来て欲しいですね。

―楽しみにしています!
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(撮影:森リョータ)