JT、腎臓病治療薬のライセンス契約締結 米バイオ医療子会社と
JT(2914)は12日、バイオ医薬の米オプコ・ヘルスの子会社エアジェンと、慢性腎不全で起きる合併症「二次性副甲状腺機能亢進(こうしん)症」の治療薬「レイヤルディ」を日本で独占的に開発・販売するライセンス契約を締結したと発表した。レイヤルディは米国で慢性腎臓病の成人患者に対して有効性と安全性が確認されており、米食品医薬品局(FDA)の承認も取得しているという。
JTはエアジェンに対して契約の一時金として600万ドル(約6億7400万円)、オプコが透析患者を対象した第2相(フェーズ2)の臨床試験を始めた時にも600万ドルを支払う。今後も開発の進展状況や売上高の目標達成に応じた支払いが発生する。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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