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【特集】「医薬品開発支援」のランキングが上昇、神戸天然物化学の新規上場で改めて脚光<注目テーマ>

マザーズ指数 <日足> 「株探」多機能チャートより
★人気テーマ・ベスト10
1 セルフレジ
2 ブロックチェーン
3 5G
4 半導体製造装置
5 人工知能
6 量子コンピューター
7 全固体電池
8 パワー半導体
9  再生医療
10 医薬品開発支援

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「医薬品開発支援」が10位にランクインしている。

 医薬品開発支援は、製薬会社から医薬品の開発過程で行う臨床試験(治験)を受託し、医薬品開発を支援するサービス。CRO(Contract Research Organization)と略称される。臨床試験の企画支援やモニタリング、データマネジメント、薬事申請などの業務について、一部もしくはすべてを提供するもの。

 15日に東証マザーズ市場に新規上場した神戸天然物化学<6568>は、公開価格2340円に比べて堅調な値運びをみせている。同社は、医薬分野や情報電子分野向けの有機化学品の製造受託が主な事業。顧客が製品開発や製造販売のために行う研究や開発、生産に必要とされる中間体や原料を供給するほか、製造請負、基礎研究から商業生産まで幅広く研究・製造を支援している。同社の新規上場によって、“医薬品開発支援”が株式市場で改めて注目を集めているようだ。

 このほかに関連銘柄としては、国内の医薬品開発支援の先駆的な存在で大手のシミックホールディングス<2309>、新薬の臨床試験を請け負う受託業務を行うEPSホールディングス<4282>、医薬品などの非臨床試験(安全性試験、薬効薬理試験など)を主力とするイナリサーチ<2176>、抗疲労食品・飲料の直販と、化粧品が主力で、評価試験や医薬品臨試受託を手掛ける総医研ホールディングス<2385>、SMO(医療機関向け治験支援)が主力のアイロムグループ<2372>、前臨床試験(動物を使って有効性・安全性を調べる)受託最大手の新日本科学<2395>などがある。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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