サンオータス<7623.T>が反落。１９日取引終了後に発表した１７年４月期連結決算が、売上高２９７億２００万円（前の期比８．０％減）、営業損益１億５６００万円の赤字（前の期２億８９００万円の赤字）、最終損益２億４３００万円の赤字（同３億６８００万円の赤字）となり、従来予想の営業利益１億円を下回り、赤字に転落したことが嫌気されている。

　エネルギー部門のＳＳ店舗展開の合理化施策を進めているものの、人件費削減が計画を下回ったことに加えて、ＢＭＷ車販売で拡販期である３月の販売台数が新車・中古車とも目標に届かなかったことなどが要因としている。また、業績が計画を下振れたことで、従来１２円を予定していた期末一括配当も６円に引き下げられている。

　なお、１８年４月期業績予想は、売上高３１６億円（前期比６．４％増）、営業利益５２００万円（前期１億５６００万円の赤字）、純利益３６００万円（同２億４３００万円の赤字）と営業損益の黒字転換を見込んでいるが、市場の反応は限定的のようだ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）