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東京急行電鉄(9005) 渋谷ストリームの開業経費の計上などで今期は7%営業減益を予想

QUICK企業価値研究所アナリスト 唐木健至(2018/06/19)

・不動産販売の利益率悪化で、従来の利益予想を減額
 前期決算発表を受け企業価値研究所では、今19/3期の連結業績予想を下方修正。営業利益を830億円→770億円(前期比7%減)とした。鉄道の利用は堅調ながら、今期の会社計画を踏まえ、マンションなど不動産販売の利益率の想定を引き下げたほか、ホテルの修繕費の想定を引き上げたこともあり、営業利益を減額した。
 前期との比較では、景気回復で鉄道の利用が増えるとみるが、「渋谷ストリーム」の開業経費の計上もあり、営業減益の予想としている。「渋谷ストリーム」はオフィスやホテル、商業施設が入る渋谷駅南側の大型複合ビルで、18年秋に開業予定。

・来期は渋谷スクランブルスクエア東棟が開業予定
 来20/3期の連結業績は、営業利益780億円(前期比1%増)を予想。「渋谷ストリーム」の収益貢献が徐々に始まると想定。「渋谷スクランブルスクエア東棟」の開業経費が膨らむとみるが、小幅増益の予想としている。「渋谷スクランブルスクエア東棟」は、オフィスや商業施設が入る渋谷駅直結の大型複合ビルで、20/3期に開業予定。

・リスクファクター ~景気悪化など

・アナリストの投資判断 ~足元で特段の割高感はなく、中長期的観点から水準を切り上げる展開を予想
 株価は、株式相場全体の回復に加え、鉄道の利用が堅調に推移していることもあり、昨年秋頃からは上昇傾向が概ね続いている。直近株価での今期当研究所予想PERは24倍程度と、過去3年の平均(19倍程度)を上回る。当研究所では、今期は「渋谷ストリーム」の開業経費が膨らむ見通しで、その分利益が低く出るため、株価も過去3年をやや上回る評価が妥当と考えている。足元の株価に特段の割高感はなく、今後は中長期的観点から、着実な利益成長をにらみながら、徐々に水準を切り上げる展開を予想する。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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