新興・中小型株分析

介護保険制度の未来を考える。(日本ケアサプライ2393)

『経済よりも福祉の充実!』

という言葉をニュースで聞いていたら
子供の頃は『そうかなぁ。』と、
ぼんやり思ったのですが
今になったら『そーではない!!』と
心から思うようになりました。

経済活動が良くなる。

税収が増える。

福祉サービスが維持できる。
(向上と書きたいのですが人口を考えたらそれは厳しい(*_*))

けど、

経済が悪くなる

税収が減る

福祉サービスが維持できなくなる。

と思います。

これを書くと国の借金が。無駄遣いが。とかになるのですが

経済が良くなる

インフレがおきる

インフレ率2%借金1%増える

なら問題ないと思いますし

経済活動が悪くなる

デフレになる

デフレ1%借金増えない

ならどう考えても問題だと思います。

悪い言葉で申し訳ないですが
経済を第一に思わないというのは
『後の世代がいい思いをするのはおこがましい。悪い思いをすればいいんだ。』
と話しているのと同じだと思います。

先ほど、
税収増えても福祉サービスは良くならない。
と書きました。

介護保険は40歳から払うのですが
正直言うと今のままでは維持も厳しいのではないかと思います。

なぜなら日本ケアサプライの業績好調が続きそうだからです。

株価も好調です。

日本ケアサプライは福祉器具のレンタルを
おこなっています。

認知症の方のセンサーや

ベッドなど様々な福祉製品のレンタルができます。


全国に拠点がありまして

三菱が大株主なのでこれからも安定した経営ができそうです。

さて、福祉用具のレンタルは支給限度額の範囲内で一割負担になり9割は介護保険から支払いがあります。
(画像はセントケアホールディングスより。)

手すり、スロープは軽度からでも利用でき

重度の方は車椅子などが一割負担で利用できます。

介護保険は半分保険料半分税金で払われる事になります。
その福祉用具ですが国全体で考えたら年間5%ほど増えています。

もし5%で利用金額が増えたら
10年もあれば今の1.6倍程度サービスを維持するのに必要になります。

ということは
■国の負担は10年後1.6倍必要
■保険料も10年後1.6倍必要
の両方があってやっとこさ今のサービスが維持できることになります。

福祉用具レンタルは数百億ですので
これからなんとかなるという考えもありますが
介護サービスはレンタルだけでは当然ないわけで
人口を考えたら同様に使用料は増えそうです。

そう思うと将来不安なので
しっかりお金を使っても将来のために貯めれるような人にならなくては(欲張りですね(*_*))と、
考えると同時に将来日本ケアサプライにぼくもお世話になるのかな。なるべくならないように。健康で長く過ごしていきたいな。とぼんやり思うのでありました。

    

-新興・中小型株分析