ipo分析

ビル転売事業とOwnersBook(オーナーズブック)でのクラウドファンディング事業を分析しました(ロードスターキャピタル(3482))

「不動産テック」

「フィンテック」もそうですが

techとつけばなんでも最先端になるのだろうか?という夢のない覚めた自分がいるのですが

それでも「不動産屋」「金融業」と言うよりも感じが良いように見えるのも確かですね。

ロードスターキャピタルは不動産テックのリーディングカンパニーと書いてありますが

大半の売上は不動産投資事業になります。

どのようなものかといいましたら

■ビルを購入して売却益・譲渡益を確保すると書いてあります。

過去の実績を見ますと都会のビルがたくさんありますね。

ん?という事は東京の不動産価格が暴落したらこの自己資本比率だと厳しいのではと思うのですが

そこはプロなので下がるまでに売り抜けることなのでしょう。きっと。。。

 

さて、本業はビル転売ということでいいと思いますが

ロードスターは不動産テック(クラウドファンディング)を推しています。

売上の規模から無視してもいいのではないかと思うのですが、それは失礼だと思いますので調べてみました。

 

https://www.ownersbook.jp/project-detail/index/1070/

新しい募集案件は新宿のビルになりまして利回り4%になります。

調べてみますと

「不動産に投資」ではなく厳密に言えば「不動産を担保にしているローンに投資ということになります。」

あとこの物件の価値は17.6億円です。

そのうちの今回の募集は7000万円になります。

割合でいいますとちょこっとだけになりますね。

 

大半は大丈夫だとはお思うのですがもちろん元本保証ではありません。

この文面はQ&Aにちょこっと書いてありました。

書いていて気がついたのですが

「クラウドファンディング」でどうやって儲けるのだろうか?

という事です。手数料はゼロ円です。

調べてみたら貸付金利で儲けているとのことですが

投資家に配当を出さなくてはいけませんのであまり利ざやってそんなに良くないと思うのです。

仮に3%(実際7%で4%個人投資家の配当)あったとして

7000万円ですとロードキャピタルに入る現金は210万円です。

これだけを生業にして上場というのは難しいような。だからこそ不動産投資が必要なのですが

それだったらもっと自信をもって「不動産投資で儲けています。」と書くべきなのではないかと思うのでした。

でもそうするとかっこ悪いんですよね^^;

うーん^^;。。そんな心配をふっ飛ばしてくれるような成長に期待します!

 

 

 

 

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