住宅、東南ア中間層に的 100万円台も登場
フィリピン、三菱商が長屋型3000戸/ミャンマー、住友林が耐震PR
東南アジアで日系や地場の住宅メーカー・不動産の大手が、中間所得層にも手が届く1戸数百万円程度の住宅供給に力を入れ始めた。主に富裕層向け高級物件を手掛けてきたが、各国の経済成長に伴う所得水準の底上げで住宅を購入できる人が急増。富裕層よりもはるかに多い中間層を取り込み、事業成長の柱に据える。住宅ローンの整備が進んでいることも後押ししそうだ。
大開発で費用減
フィリピンの首都マニラから南の通勤圏にあるカ...