経産相、東芝半導体売却の日米韓連合決定「歓迎」
世耕弘成経済産業相は22日の閣議後の記者会見で、東芝が半導体メモリー子会社「東芝メモリ」の売却に向け、米投資ファンドのベインキャピタルが中心の「日米韓連合」と株式譲渡契約を結ぶと決議したことを「歓迎したい」と述べた。「技術流出の防止や雇用の維持などの観点に沿う」との認識を示した。
日米韓連合への売却を巡っては協業先の米ウエスタンデジタル(WD)が反発している。世耕経産相は「東芝とWDは必要不可欠なパートナーだ」と指摘。そのうえで「双方が密接にコミュニケーションをとることで、早期に関係を修復すること期待したい」と述べた。