UUUMの6~8月、純利益41%減 人件費増が響く
動画投稿で収入を得る「ユーチューバー」のマネジメント事務所、UUUM(ウーム)が12日、上場後初めて決算を発表した。2017年6~8月期の連結純利益は7000万円だった。監査を受けていない前年同期実績と比べ41%減った。広告収入が伸びた一方、人件費の増加や上場関連費用が重荷となった。
売上高は23億円と72%増えた。同社に所属するユーチューバーの動画の再生回数が伸び、広告収入が増加。企業の商品などを紹介する動画で得るプロモーション料も増えた。
営業利益は33%減の1億1700万円。営業や管理部門で採用を増やしたほか、今期から本格的に賞与制度を始め、人件費が膨らんだ。
18年5月期通期の業績は従来予想を据え置いた。売上高は前期比29%増の89億円、純利益は横ばいの2億5900万円を見込む。
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