田淵電機、EV向け無線給電コイル量産
田淵電機は自動車向けワイヤレス(無線)給電システムに使うコイルの量産を2019年度に始める。栃木県大田原市の生産子会社に約3億円を投じてラインを設ける。アルミニウム線を採用し、重さを従来の銅線を使ったコイルの半分にする。電気自動車(EV)の普及で無線充電の需要拡大を見込む。
大阪市に本社を置く田淵電機の祖業は変圧器(トランス)で、内部に使うコイルの生産技術を蓄積してきた。中国に関連会社のコイルの...
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