定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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最新号

Yano E plus 2024年4月号(No.193)

≪次世代市場トレンド≫
次世代AI・コンピューティング技術(5) ~DNAコンピューティング~ (3~33ページ)
~DNAを構成するA-T、G-Cという塩基の組み合わせで相補的に
 結合することを利用した全く新しいコンピューティングシステム~

1.DNAコンピューティングとは
2.DNAコンピューティングの特異性
3.DNAコンピューティングに関する市場規模
【図・表1.DNAコンピューティングの国内およびWW市場規模予測
(数量:2024-2034年予測)】
4.DNAコンピューティングに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人大阪大学
【図1.ナノメディエータの概念】
(1)光DNAナノマシンを用いた光や分子に対するナノ論理演算法の構築
(2)フェルスター共鳴エネルギー移動(FRET)ネットワークによる光符号化法の開発
【図2.FRETの概念】
【図3.FRETネットワーク】
【図4.蛍光タグを用いたDNAナノマシンの設計スキーム】
4-2.国立大学法人九州工業大学
(1)DNAナノテクノロジーを駆使したDNAコンピューティング
【図5.DNAコンピューティングのメカニズムを簡単に示した模式図。赤と緑の配列を持つ入力DNAが、緑と赤・赤色のDNAの複合体との反応により
(下左から中)、赤色のDNAを出力する(下右)】
(2)信号分子を認識し変形機構を制御する世界初の人工分子システム「アメーバ型分子
ロボット」を開発
【図6.アメーバ型分子ロボットの模式図】
【図7.アメーバ型分子ロボットの顕微鏡像。変形を続ける分子ロボットに停止 DNA信号を入力すると静止状態になる(左)。静止状態のロボットに変形を開始するDNA信号を入力すると変形状態に移行する(右)。スケールバー:20μm、白矢印:膜を変形させている分子アクチュエータ部分(微小管)】
(3)人の体温環境でDNA信号を5000倍以上に増やす人工細胞を構築
【図8.(a)DNAを増幅する人工細胞の模式図
(4)人工細胞膜上で機能するナノデバイスの新たな精製方法を確立
【図9.本研究で開発したDNAナノ構造の精製手法。(A)従来の手法によって作成される疎水基修飾DNAナノ構造の模式図。(B)本研究の手法による疎水基修飾 DNAナノ構造の作成と精製抽出の模式図。(C)精製された疎水基修飾DNAナノ構造を混合した人工細胞膜(リポソーム)の共焦点顕微鏡像】
4-3.国立大学法人九州大学
(1)学術変革領域研究(A) 分子サイバネティクス
【図10.化学反応で計算処理できるケミカルAIを搭載した
ミニマル人工脳のSPAユニット】
【図11.生体分子モーターによるユニットの変形】
(2)DNAコンピューティング
【図12.DNAコンピューティングの論理演算メカニズム】
4-4.国立大学法人東京工業大学
(1)酵素反応が可能な細胞サイズの相分離DNAカプセルの構築に成功
【図13.DNAカプセルのイメージ図】
【図14.DNAカプセルの作製方法の模式図(左)と、
油中水滴を鋳型として作られたDNAカプセルの顕微鏡画像(右)】
【図15.人工細胞膜の裏側で形成されたDNAカプセル】
【図16.鋳型から取り出されたDNAカプセル(左)と酵素による分解(右)】
(2)液滴の分裂によって、がんの可能性の有無を示す「DNA液滴コンピューター」の開発に成功
【図17.液滴の分裂に基づくmiRNAの感知機能と論理計算機能を有する
DNA液滴コンピューターの概念図】
①Yモチーフの設計と、DNA液滴のRNA検出機能の検討
【図18.(a)YモチーフとDNA液滴形成の概念図、
(b)ABリンカーの形成。(c) DNA液滴の蛍光顕微鏡像。スケールバー:10μm】
②DNA液滴を用いた、がんバイオマーカー(miRNA)の検出
【図19.(a-c)論理演算(miRNA-1 ∧ miRNA-2)ができる融合AC液滴。 (a)AC液滴模式図。(b)論理演算の真理値表。(c)融合AC液滴の分裂の様子を示した顕微鏡画像。(d-e)論理演算(miRNA-3 ∧ ¬miRNA-4)ができる融合AB液滴。(d)AB液滴模式図。(e)論理演算の真理値表。(f)AB液滴の分裂の様子を示した顕微鏡画像。スケールバー:10μm】
4-5.国立大学法人東京農工大学
(1)DNAコンピューティングの出力情報をナノポアによりデコーディングすることに成功
【図20.ハミルトン経路問題のDNAコンピューティングによる並列計算】
【図21.ナノポア計測によるデコーディングの原理】
(2) DNAコンピューティングの核酸リキッドバイオプシーへの展開
【図22. がん細胞(図22上)と、健康な細胞(図22下)のmiRNAパターンを、DNAコンピューティング技術を用いて検出した結果】
5.DNAコンピューティングの将来展望

位置測位システム(RTLS) (34~74ページ)
~屋内外のヒトやモノの正確な位置計測をリアルタイムで可能にした
 位置測位システム(RTLS)の技術が進化し新たな活用展開が始動~

1.位置測位システム(RTLS)とは
2.RTLSのタイプ
2-1.RFID
2-2.Wi-Fi
2-3.ビーコン(BEACON)
2-4.超広帯域無線(UWB)システム
2-5.歩行者自律航法(PDR)
2-6.3次元測位
3.RTLSに関する市場規模
【図・表1.RTLSの国内およびWW市場規模予測(金額:2023-2028年予測】
【図・表2.RTLSの地域別WW市場規模予測(金額:2023-2028年予測)】
4.RTLSに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国際航業株式会社
(1)システム構成と測位方式
【図1.システム構成】
【図2.対応プラットフォーム】
【図3.AoA方式】
(2)ソフトウェア
【図4.Quuppaシステムのソフトウェアエンジン】
(3)導入事例
①リアルタイム位置把握(三菱マテリアル株式会社の事例)
【図5.リアルタイム位置把握の事例】
②動線分析・行動分析(三井住友建設株式会社の事例)
【図6.動線分析・行動分析の事例】
③建設現場におけるクレーンの侵入検知(大手ゼネコンの事例)
【図7.建設現場におけるクレーンの侵入検知の事例】
④研究施設での位置+環境情報のトラッキング(株式会社リコーの事例)
【図8.研究施設での位置+環境情報のトラッキングの事例】
⑤競馬場における競走馬の測位(高知競馬組合の事例)
【図9.競馬場における競走馬の測位の事例】
4-2.株式会社立山科学ハイテクノロジーズ
(1)「theams」の特徴
(2)「theams」の構成
【図10.「theams」の基本的なシステム構成】
(3)「theams」の機能
【図11.「theams」の機能概要】
(4)「theams」の導入事例
①医療機器位置検知
【図12.医療機器位置検知の事例】
②従業員安全管理
【図13.従業員安全管理の事例】
③AMR行先指示システム
【図14.AMR行先指示システムの事例】
4-3.ベストスキップ株式会社
(1)UWB位置検出メカニズムの特徴
【図15.位置検出技術の違い】
(2)ベストスキップ製UWB位置情報システム「BestskipRTLS」
【図16.「BestskipRTLS」の特徴】
【図17.「BestskipRTLS」のハードウェアとソフトウェア構成】
【図18.「BestskipRTLS」のシステム構成配置例】
(3)「BestskipRTLS」の機能
(4)「BestskipRTLS」の利用シーン
①工場・倉庫
②オフィス
③商業施設
④福祉施設
【図19.福祉施設の利用シーン(左)と実際の導入事例(右)】
4-4.株式会社マトリックス
(1)セミアクティブ「POWERTAG」
【図20.セミアクティブ「POWERTAG」の特長】
(2)位置測位システム「dokoja2」
【図21.位置測位システム「dokoja2」の典型的なシステム構成例】
(3)位置測位システム「dokoja2」の活用事例
①位置検知・タッチレス入退室管理
【図22.位置検知・タッチレス入退室管理の事例】
②重機・フォークリフトと作業者の接触事故防止
【図23.重機・フォークリフトと作業者の接触事故防止の事例】
③登下校見守り
【図24.登下校見守りの事例】
④認知症患者の離院防止 / 赤ちゃん連れ去り防止
【図25.認知症患者の離院防止 / 赤ちゃん連れ去り防止の事例】
4-5.マルティスープ株式会社
(1)「iField」の基本サービス
【図26.「iField」の全体イメージ】
(2)測位サービスの全体像
【図27.「iField」測位システムの構成】
(3)BLEビーコン測位技術の詳細
①スマートフォン測位
【図28.スマートフォン×BLEビーコン測位の概要】
【図29.スマートフォン三点測位の詳細】
【図30.スマートフォン近接測位の詳細】
②IoTゲートウェイ測位
【図31.IoTゲートウェイ×BLEビーコン測位の概要】
【図32.ゲートウェイ近接測位の詳細】
(4)導入事例
【図33.スマートフォン屋内測位:株式会社ジャパンセミコンダクターの事例】
【図34.ゲートウェイ屋内測位:株式会社不二越の事例】
【図35.ゲートウェイ屋内測位:株式会社デンソーの事例】
4-6.MetCom株式会社(メットコム)
(1)MetComの事業コンセプト:位置情報を本当の社会インフラにする
【図36.MetComが提供する測位サービスの位置づけ】
【図37.GPSと共通の絶対座標で面をカバーするシステムであるMBSの特長】
(2) 3次元測位サービス
①気圧分析による垂直測位~垂直測位サービス「Pinnacle」~
【図38.垂直測位サービスの概略】
【図39.垂直測位サービス提供エリア(関東圏)】
②電波測位+気圧分析による3次元測位の実現
【図40.電波測位+気圧分析による3次元測位のイメージ】
【図41.MetComの3次元測位のビジネスモデル】
(3)事例:ビル管理における活用:建物内における人の位置把握
【図42.建物内における人の位置把握〔東京建物(株)の事例〕】
(4)米国動向
【図43.AT&T、Verizonの通信網における実証結果】
4-7.楽天コミュニケーションズ株式会社
(1)Ubisenseサービスとは
(2)Ubisenseサービスの内容
(3)Ubisenseサービスの特長
①ハードウェア
【図44.UWBとAoA、TDoA2つの方式を組み合わせた独自の測位システム】
【図45.機器配置イメージ】
②ソフトウェア
【図46.「SmartSpace®」プラットフォーム構成】
【図47.ハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実現する高度なセンシング】
③豊富なITリソース
【図48.楽天グループの経済圏イメージ】
④豊富な採用実績
(4) Ubisenseサービスのワールドワイド事例
①BMW社:自動車工場〔ドイツ〕(図49)
【図49.BMW社における事例】
②エアバス社:A380組立工場の作業状況追跡〔フランス〕(図50)
【図50.エアバス社における事例】
③HERMA社:物流倉庫におけるパレット位置追跡〔ドイツ〕(図51)
【図51.HERMA社における事例】
5.RTLSの将来展望

≪注目市場フォーカス≫
2024モビリティ:BEV市場環境(1) (75~86ページ)
~“カーボンニュートラル×BEV”の過熱ぶりが一巡し消費者の意識が変化~

1.2022年の記事を振り返る
2.イベントを追っての動き
2-1.1980年代半ば過ぎ
【図1.世界の自動車市場と中国のLiB生産ラインの始動】
2-2.2010年代後半からの動き
【図2.「A Clean planet for all(欧州委員会)」でカーボンニュートラルの推進】
2-3.2023年頃までの動き
【表1.中国の自動車販売台数推移(数量:2019-2023年)】
【図3.中国の自動車販売台数推移(数量:2019-2023年)】
【表2.中国の非NEV・NEV販売台数推移(数量:2021-2023年)】
【図4.中国の非NEV・NEV販売台数推移(数量:2021-2023年)】
【表3.中国のBEV・PHEV販売台数推移(数量:2021-2023年)】
【図5.中国のBEV・PHEV販売シェア台数推移(数量:2021-2023年)】
【図6.BEVの急拡大と中国の急伸長の構図】
(1)BEVの航続距離
(2)LiBの劣化
(3)中古車の残存価値
(4)発火の可能性

自動車車室内センシング市場性探索(10) ゾーン型アーキテクチャー対応DMS
~動き出した各社の2030年代車両対応戦略~ (87~108ページ)
~自動車のE/Eアーキテクチャーの進化により動き出す
 “センサーのSW一体化”、“走行制御の基盤化”~

1.レベル4自動運転カーの車室内センシング
1-1.トヨタ株式会社の「e-Palette(イーパレット)」と車室内センシング
1-2.公共交通事業者同士の車室内センシングデータ交換
1-3.エンタメサービスの車室内センシングデータ交換
1-4.貨客混載車両の車室内センシングデータ
1-5.音声認識アシスタントと他の車室内センシングデータとの統合
1-6.矢崎総業株式会社「無人シャトルの乗員見守りシステム」
【図1.矢崎総業「無人シャトルの乗員見守りシステム」】
1-7.テスラ「OTA事業のための車室内センシング」
1-8.DMSの機械学習機能で、レベル4車室内新アプリ作動
2.レベル4自動運転時代のセンサーはどのように変わるか
2-1.自動運転に向けてのセンサーの高度化
2-2.最も注目度高いセンサーフュージョン化
2-3.E/Eアーキテクチャーの進化で「一体化するセンサーとソフトウェア」
【表1.E/Eアーキテクチャーと車載センサーの進化ロードマップ】
3.レベル4自動運転時代の車室内センシング主要企業戦略
3-1.トヨタ紡織株式会社「自動運転の乗員が快適に過ごせるCPS『MX221』『MOOX』」
【表2.トヨタ紡織「MX221」の車室内センシング・アプリ】
(1)MX221
(2)MOOX
3-2.テイ・エステック「乗員認識機能を活用したシート」
【表3.テイ・エステック「XR Cabin」の車室内センシング連携】
3-3.タチエス「モードに応じた自動変化を可能に」
3-4.米Adient「緊急時には迅速にシートを再配置」
3-5.パイオニア「AIプラットフォーム『Piomatix』車室内センシング」
3-6.マザーラボ「トラッカーでバイタルデータ事業拡大」
3-7.パナソニック株式会社「Mobile Living Room」
(1)パナソニックが考える未来(2035年~)車室内空間の技術
【表4.パナソニックが考える未来(2035年~)車室内空間の技術】
【図2.パナソニック「『Mobile Living Room』の概念」】
(2)WELL Cabin Concept A,B
3-8.東レ株式会社「快適空間コンセプトモデル『TEEWAVE(ティーウェーブ)CX1』」
【図3.東レ「快適空間コンセプトモデル『TEEWAVE(ティーウェーブ)CX1』」】
3-9.株式会社デンソー「BEVの省電力カーエアコン向け“暖かいと感じさせる技術”」
4.2030年代 車室内センシングの基盤“走行制御”

≪タイムリーコンパクトレポート≫
水素製造技術・部材市場 (109~114ページ)
~原料~部材~電解槽のサプライチェーンの経済合理性追求が
 水素製造の産業化と競争力向上を実現させる~

1.低炭素水素とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.水電解技術を活用した低炭素水素の生産量予測
3-2.メタン熱分解技術を活用した低炭素水素の生産量予測
3-3.人工光合成技術を活用した低炭素水素の生産量予測
4.注目トピック
4-1.日本の水素関連政策
4-2.欧州の水素関連政策
4-3.米国の水素関連政策
5.将来展望
【図1.低炭素水素の世界生産量予測(数量:2022-2040年予測)】
【図2.水素製造技術別 低炭素水素の生産量予測(数量:2030-2040年予測)】

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