人気のバロメーターとなる
株式市場での売買代金額

 そもそも買いたい人がいなければ売買は成立しない。市場で株式を買う投資家は、その会社に成長性があると考えたり、実力よりも割安と判断したりして身銭を切る。売買代金の多寡は、市場において人気のバロメーターとなるのだ。

 今回は「株式市場で全く人気のない会社ランキング」として、売買代金の少ない会社に着目した。本当に人気のない会社は、月に数日しか売買が成立しない場合もある。そこで、6月28日までの13週間の売買代金の合計金額をこの間の営業日数で割り、1日当たりの平均売買代金を計算してみた。

 ワースト10をチェックすると、「日本経済新聞」や「朝日新聞」「読売新聞」などの全国紙が、不祥事による社長解任劇を全く報じていない会社が浮上してきた。