伊勢化学工業<4107>が急騰。8日付の日本経済新聞朝刊は、経済産業省が再生可能エネルギーの電力を高く買う固定価格買い取り制度(FIT)で、軽くて曲がる次世代の太陽光発電装置「ペロブスカイト型」を優遇すると報じた。
記事によれば、2025年度にも同型による発電をFITに加え、通常の太陽光発電より高く買い取るという。新技術への民間投資を促し、日本の再生エネの拡大につなげるとしている。同社はペロブスカイト太陽電池の原材料となるヨウ素の大手メーカーであることから、今後の需要拡大に期待した買いが入っている。
同じくヨウ素メーカーのK&Oエナジーグループ<1663>、ペロブスカイト材料の固定・封止技術をもつフジプレアム<4237>、定款変更でペロブスカイト太陽電池の設計などを追加すると発表した倉元製作所<5216>なども高い。
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最終更新:3/8(金) 9:23
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