2024年、新たに億万長者になった人々 日本の若手起業家を含む263人

新たにビリオネアの仲間入りを果たしたテイラー・スウィフト(A.PAES / Shutterstock.com)

今年ビリオネアの仲間入りを果たした女性で最も裕福なのは、Sofia Högberg SchörlingとMärta Schörling Andreenの姉妹だ。昨年末に死去したスウェーデンの大物投資家Melker Schörlingの娘で、推定資産額はいずれも56億ドル(約8500億円)。この2人を含め、今年は46人の女性が新たにビリオネアとなった。

新ビリオネアで最も有名なのはもちろん、テイラー・スウィフトだ。数々の新記録を樹立した「THE ERAS TOUR(ジ・エラズ・ツアー)」の興行収入などにより、資産額は11億ドル(約1700億円)に増加。作曲とパフォーマンスだけでビリオネアとなったミュージシャンは、スウィフトが初めてだ。

米プロバスケットボールNBAのレジェンドで実業家のマジック・ジョンソンも、今年新たにビリオネアとなった。プロスポーツチームや映画館、スターバックスのフランチャイズ店舗、不動産、医療への投資により、資産額を推定12億ドルへと増やした。

今年の新ビリオネアの半数以上は、財産の相続ではなく、自ら起業するなどして財をなした「セルフメイド」富豪だった。その中でも最年少となったのは、日本人起業家の佐上峻作(33)。神戸大学出身の佐上は、人工知能(AI)を使ったM&A仲介事業を手掛けるM&A総合研究所(本社東京)を創業し、推定19億ドル(約2900億円)の資産を保有している。
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テイラー・スウィフトが正式に「資産10億ドル超えの富豪」に

forbes.com 原文

翻訳・編集=遠藤宗生

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