米利上げ、慎重に進めるべき=アトランタ地区連銀総裁

[15日 ロイター] - アトランタ地区連銀のボスティック総裁は15日、利上げを「慎重に進める」べきとの見解を示した。金利水準が高過ぎたり十分でなかったりしないよう「経済指標を注視」し続けるべきだと述べた。
マドリードで行う講演の原稿で「中立金利にはまだ遠いと思わない。中立がわれわれの求めるところだ」とし、「まだそこには達していないが、現在進めている緩やかなアプローチが適切だと考えている」と指摘した。
失業率が3.7%の低水準にあり、インフレが米連邦準備理事会(FRB)目標の2%かそれに近い現状から、金融政策の中立スタンスを取る「最終段階」にあるとの認識を示した。
経済指標が過熱を示す兆候が強まれば、さらに積極的な措置を支持する用意があるとも述べた。

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