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塩野義製薬の新型コロナワクチン 年度内の供給開始目指す

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ワクチン用の注射器=梅村直承撮影
ワクチン用の注射器=梅村直承撮影

 塩野義製薬は2日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、効果を補強するために添加する「アジュバント(免疫補助剤)」を別の物質に変更し、新たに国内で初期段階(第1、第2相)の臨床試験(治験)を始めると発表した。有効性を高めるのが狙いで、年内に最終段階(第3相)の治験を始め、今年度中の供給開始を目指す。

 塩野義は、遺伝子組み換え技術を使った「組み換えたんぱくワクチン」の開発を進めており、今年中の供給開始も視野に入れながら、昨年12月から約300人を対象に国内で初期段階の治験を実施。安全性と有効性の確認を進めてきたが、中和抗体価(血液中の抗体の量)が十分に高くならなかったという。

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