飲料自販機業界(ジャパンビバレッジ、大蔵屋商事)でGW10連休中にストライキを実施することを通告しました!

 本日、自販機産業ユニオンは、飲料自販機業界(ジャパンビバレッジ、大蔵屋商事)で、GW10連休中にストライキを行うことを通告しました!

 私たちの要求は、「8時間労働で生活できる賃金」です。

 大蔵屋商事では、月に150時間程度の長時間残業が行われています。さらに残業代も適切に支払われておらず、96時間分に相当する固定残業代を導入して「定額働かせ放題」で長時間労働を強いてきました。

 現在も、大蔵屋商事は、96時間分に相当する固定残業代が有効であるという裁判判例に反する主張に固執し、長時間労働も十分に改善されていません。

 ジャパンビバレッジでは、昨年のゴールデンウィークのJR東京駅でのストライキの結果、組合リーダーの不当な懲戒解雇の脅しを撤回させました。また、東京駅支店では残業時間を大幅に削減し、有給休暇や休憩を取れる環境を実現しました。

 ですが、東京駅支店以外では、いまも長時間労働や有給休暇が取得しづらい環境が続いています。また、昨年秋に報道された管理職による有休取得妨害(有休チャンスメール)や蹴りなどの暴行・パワハラについての加害者による謝罪と会社による補償を組合が要求したところ、それらの事実は認めながらも、加害者による謝罪と会社による補償には一切応じないという不当な回答をしました。

 さらに、ジャパンビバレッジは、今年の春闘交渉における5,000円のベースアップ要求に対し、その10分の1の、500円という回答で譲らないばかりか、要求を認めない理由について具体的な説明をしないという不誠実な姿勢を続けています。

 こうした経緯から、「8時間労働で生活できる賃金」を飲料自販機業界で実現すべく、ゴールデンウィーク中にストライキを行うことを予告しました。

 もちろん私たちとしては、ゴールデンウィーク中にストライキを行うことは本意ではありません。この一週間で大蔵屋商事とジャパンビバレッジの経営陣にはもう一度考え直していただき、自販機産業ユニオンの要求に対し真摯に向き合ってもらいたいと考えています。

 ぜひ、自販機産業ユニオンのストライキ予告についてご理解とご支援をお願いいたします。

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