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ZMP社との協業で 自動配送ロボットの遠隔監視オペレーションに係る業務構築および実験運用を開始

バーチャレクスはこの度、株式会社ZMP(本社:東京都文京区、代表取締役社長:谷口恒、以下「ZMP」)と協業し、2023年度に控える法令改正、および、それに際したロボットによる自動配送/宅配の本格ビジネス化を見据え、実証実験を通じたロボットの遠隔監視オペレーションに係る業務の構築と実験運用を開始いたしました。

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ZMPは、自動走行ロボットなどの機体やそれらを管理するためのオペレーションシステムなどの開発および提供を行う、昨今注目を集めるロボティクス業界の中でも第一人者的/パイオニア的な立ち位置にいる企業です。本件は、AI・ロボット領域においてZMPが持つ製品や技術と、バーチャレクスが創業以来培ってきた非対面接点領域におけるスキルやノウハウを掛け合わせ、自動配送/宅配ロボットの普及や事業化の促進、業界の活性化に繋げようという目的の実現を共に為すべく、協業に至った経緯に基づきます。

ZMPはロボットメーカーとして、物流支援ロボットや自動運転車両など、多様な製品を開発・保有していますが、その中でも2023年度の道路交通法改正により、遠隔で人が常時監視することを条件に公道を走行できるようになる「歩行速ロボ🄬(無人宅配ロボットなどの6km/h 以下で走行するロボット群)」のオペレーション部分をバーチャレクスが担い、遠隔監視業務の型作りから実際の運用までを共同推進することで合意しています。今年度より、安全性やビジネス性の検証を目的とした実証実験プロジェクトを両社共同で進めており、バーチャレクスの人員が実際にロボットの操作・監視を行いながら、運用現場起点での機体やシステムに対する課題抽出およびフィードバック、オペレーションの標準化、研修・教育の体系化など、バーチャレクスの持つ非対面(遠隔)接点領域での経験値や知見を利活用する形で、ロボットオペレーションに際して整備せねばならない幅広い範囲にわたる要素へのアプローチを進めています。

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ZMPの歩行速ロボ🄬

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機体カメラ映像を遠隔でバーチャレクスにて監視し歩行者の安全性や効率運行などを担保

バーチャレクスとZMPは本件に留まることなく、今後もロボット事業領域におけるエンドユーザー/業界への貢献や振興・活性化をミッションとし、両社の持つスキルや知見の相乗効果を最大化しながら様々な分野で協働していく方針で合意をしており、現在も他の協業の理想形を協議・検討しています。

ロボットが生活に溶け込んだ世界、ロボットと人との共生が当たり前となった世界の実現に向けて、人々により楽しく便利な暮らしを届けるべく、両社共々、邁進してまいります。

株式会社ZMPについて

ZMPは「Robot of Everything ヒトとモノの移動を自由にし、楽しく便利なライフスタイルを創造する」というミッションのもと、①ヒトの移動を担う『自動運転車両RoboCar®シリーズ』、②モノの移動を担う『物流ロボットCarriRo®シリーズ』、③ロボタウン®を実現する『歩行速ロボ®三兄弟』を活用したサービス、また④それらを管理する『ロボットクラウドシステムROBO-HI®』など、ロボット・自動運転技術をコアとする製品・サービスを提供しています。

日本初の公道走行を実現したDeriRo®、佃・月島でサービス開始したRakuRo®は、「ロボットを社会インフラへ」を目指し、バーチャレクスをはじめとした戦略的事業パートナーと鋭意活動を進めております。また、これからもさらに世の中に感動を与える製品やサービスを提供するというビジョンのもと、ロボティクス領域の幅広い範囲を視野に、事業活動を進めている企業です。

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